【案件レビュー】堺市西区上野芝向ヶ丘町1丁|18㎡住戸の木造共同住宅を検討
公開日:2026年6月
今回検討したのは、堺市西区上野芝向ヶ丘町1丁の売土地。
価格2,080万円。
JR阪和線「上野芝」駅徒歩5分。
駅徒歩5分・土地価格2,000万円台前半という条件を活かし、木造共同住宅の成立性を検討しました。
物件概要
所在地:堺市西区上野芝向ヶ丘町1丁
価格:2,080万円
土地面積:約70.50㎡
用途地域:第一種中高層住居専用地域
建蔽率:60%
容積率:200%
前面道路:東側 約5.7m公道
建築条件:なし
容積率検討
前面道路は約5.7m公道。
住居系用途地域のため、道路幅員による容積率制限は、
5.7m × 0.4 = 228%
指定容積率200%を上回るため、
容積率200%
が採用可能です。
許容延床面積
土地面積約70.50㎡×容積率200%
↓
許容延床面積:約141㎡
建蔽率検討
指定建蔽率は60%。
許容建築面積は、70.50㎡ × 60% = 約42.3㎡となります。
共用部・階段想定として約6㎡を控除すると、住戸配置可能面積は、約36.3㎡となります。
ボリューム検討
今回の検討では、18㎡住戸
木造3階建て共同住宅を想定。
1フロア2戸構成はかなりタイトですが、18㎡基準での小型共同住宅として検討可能性があります。
想定プラン
18㎡前後の単身者向け住戸。上野芝駅徒歩5分という駅距離を活かし、単身者・学生・若年層向けの賃貸需要を想定します。
想定賃料
18㎡住戸。
想定賃料:月額5.8〜6.5万円前後
満室想定:年間約350〜460万円前後
この案件の良い点
✓ 上野芝駅徒歩5分
✓ 土地価格2,080万円
✓ 前面約5.7m公道
✓ 容積率200%消化可能
✓ 建築条件なし
✓ 木造共同住宅向き
✓ 小型収益として検討しやすい
注意点
△ 建蔽率60%のため1フロア2戸はタイト
△ 共用部・階段配置が重要
△ 18㎡基準でのプラン精査が必要
△ 賃料水準は大阪市内より控えめ
△ ワンルーム条例確認必要
結論
今回の検討では、「駅近・低土地価格型の木造共同住宅案件」として検討可能性あり。
特に、上野芝駅徒歩5分という駅距離と、土地価格2,080万円という軽さが魅力です。
一方で、建蔽率60%のため、1フロア2戸構成は余裕が大きいわけではなく、階段配置・共用率の調整が事業性を左右する案件です。
※本記事は簡易事業計画に基づく概算検討です。