島田不動産開発

【案件レビュー】大阪市東成区玉津3丁目

鶴橋駅徒歩8分|木造3階建・20㎡×6戸の収益共同住宅を検討

今回検討したのは、大阪市東成区玉津3丁目の売土地です。

販売価格は2,880万円

JR大阪環状線「鶴橋」駅徒歩約8分、大阪メトロ今里筋線「今里」駅徒歩9分と、複数路線を利用できる立地です。今回は、この駅距離と準工業地域という条件を活かし、

木造3階建
20㎡×2戸×3層
合計6戸
延床約150㎡

の収益共同住宅として事業性を検討します。

物件概要

所在地:大阪市東成区玉津3丁目
販売価格:2,880万円
公簿面積:106.54㎡
有効面積:約57.67㎡
用途地域:準工業地域
建ぺい率:80%
容積率:240%
防火指定:準防火地域
現況:更地
建築条件:なし
北側道路が幅員約2.7mの42条2項道路、東側道路が幅員約4.5mの42条1項3号道路となっています。

道路条件

販売資料では、
北側道路幅員約2.7m、42条2項道路
東側道路幅員約4.5m
42条1項3号道路
となっています。

4.5m ×0.6=270%
指定容積率240%の方が小さいため、
実効容積率240%を想定します。

容積率の検討

有効面積57.67㎡に対して、57.67㎡ ×240%
約138.4㎡が容積率算定上の上限目安です。

今回の住戸専有面積は、
20㎡ ×6戸=120㎡です。
150㎡ー120㎡=30㎡は,
共用廊下・共用階段等の容積率不算入を活用する前提で検討します。

建築計画
今回の想定は、木造3階建20㎡×6戸延床約150㎡です。
想定住戸

20㎡前後の1Kを基本とします。
想定設備は、

    • バス・トイレ別

    • 室内洗濯機置場

    • エアコン

    • 2口コンロ

    • オートロック

    • 宅配ボックス

    • 防犯カメラ

    • インターネット無料。

鶴橋駅徒歩8分という立地を活かし、「コンパクトでも駅近・新築・設備充実」という商品設計を想定します。

想定賃料

販売資料には賃料情報はありません。
以下は事業シミュレーション上の仮定として、
月額6.3万円~6.8万円/戸で試算します。
年間満室想定収入
月額6.3万円の場合
6.3万円 ×6戸 ×12か月=453.6万円/年

月額6.8万円の場合
6.8万円 ×6戸 ×12か月=489.6万円/年

したがって、年間満室想定収入
約454~490万円
と試算します。

1戸あたり土地取得原価

土地価格2,880万円を6戸で割ると、
2,880万円÷6戸=480万円/戸です。

有効面積自体は小さいですが、6戸確保できれば、土地取得原価は比較的抑えられます。

想定建築費

延床150㎡は、約45.4坪です。木造3階共同住宅として、今回は概算坪90万円で試算します。

45.4坪 ×90万円=約4,090万円です。

想定総事業費

土地価格
2,880万円

想定建築費
約4,090万円

約6,970万円です。

※設計監理費、外構、地盤改良、融資費用、各種税金等は含まない概算です。

想定表面利回り

年間満室想定収入453.6万円の場合、
453.6万円÷6,970万円=約6.5%

年間満室想定収入489.6万円の場合、
489.6万円÷6,970万円=約7.0%

したがって、想定表面利回り 約6.5~7.0%となります。

この土地の良い点

✅ JR大阪環状線「鶴橋」駅徒歩8分

✅ 大阪メトロ今里駅徒歩9分

✅ 土地価格2,880万円

✅ 準工業地域

✅ 指定容積率240%

✅ 角地

✅ 木造3階建で建築コストを抑えやすい

✅ 20㎡×6戸なら土地原価約480万円/戸

✅ 想定表面利回り6%台後半~7%程度を狙える可能性

注意点

本案件は、通常の整形地より確認事項が多い土地です。

    • 公簿106.54㎡に対し有効面積57.67㎡

    • 道路負担約45.45㎡

    • 追加セットバック約5.46㎡

    • 北側2.7mの42条2項道路

    • 東側4.5mの42条1項3号道路

    • 変形敷地

    • 角地緩和の適用内容

    • 1フロア約50㎡の成立性

    • 共用階段・廊下の配置

    • 採光・避難計画

    • 20㎡住戸6戸に関する条例・行政指導

    • 準防火地域の木造3階共同住宅仕様

の確認が重要です。

大阪市東成区玉津3丁目は、
「鶴橋徒歩8分 × 土地2,880万円 × 木造3階 × 6戸」
という組み合わせが魅力です。

土地取得原価は、約480万円/戸となります。また、仮定した賃料・建築費条件では、

想定表面利回り 約6.5~7.0%となり、収益性は十分検討できる水準です。

そのため、本案件は、「収益性は面白いが、設計検討がポイントとなる敷地」と判断します。


※掲載内容について

実際の建築可否、角地緩和、建ぺい率、容積率不算入、条例・行政指導、建築費、賃料および収益性については、行政調査・測量・詳細設計・市場調査等による最終確認が必要です。

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